千代田光学精工株式会社・ミノルタSR-2



“研究室から家庭まで!”と謳うミノルタのカメラ。
おそらくこれの一つ前にあたるSR-1を持っています。
もう十五年くらい前に中古屋で買ったんだっけかな。
この頃のカメラのセルフタイマーは、レンズの横のレバーを
ぐっと押し下げて、ジーっと戻ってシャッターが下りるんですよね。
このメカニカル感がたまりません。

【昭和33年11月2日・朝日新聞】
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松永金属株式会社・デルフト式石油コンロ



デルフト式というのがどういう方式なのかわかりませんが、
石油コンロというので、灯油を使った煮炊き用のコンロでしょう。
鍋から吹き出る湯気が、火力の強さを物語っています。
創業30年の松永金属株式会社、SHELLのマークがシェル石油と
そっくりですが、関係のある会社だったのでしょうか。

【昭和29年7月20日・毎日新聞】

羽根印・フェザー剃刃



おなじみのデザイン、フェザー剃刀。
二枚の羽根が重なった羽根印は今は使われていないようです。
ところで、カミソリを漢字で書くと剃刀となりますが、
刃の字を当てて剃刃としてますね。

【昭和27年3月28日・読売新聞】

島根県教育振興・宝くじ



島根県教育振興とある宝くじ。
“30万円か生牛か”というからには、
一等は現金か牛が当たる宝くじのようです。
生牛は育てる用か、食べる用か、どうなんでしょう。

【昭和24年4月11日・山陰日日新聞】

たばこ



これはきっと、たばこの広告だとは思いますが、
専売公社だの何だのという名前が一切見えませんね。
年末のお歳暮の時期の広告ですから、
いろいろな人がたばこを持ってきてくれて嬉しい、という
一家の一こまを描いたように見えます。
確かにたばこを吸う人にとってはありがたいこと。
酒、に代えると気持ちは十分分かります。

【昭和25年12月17日・朝日新聞】

中外製薬・バルサン



なるほど、電球にバルサンリングという輪っかをかぶせて、
その熱で殺虫成分を放出させるのですか。
電気マット式が出るより前の工夫された商品です。
バルサン香なる、お香タイプもあったようですが、
右下のイラストは、ぱっと見、なんだか仏前のような雰囲気が。

【昭和29年8月23日・朝日新聞】

マルキン醤油



香川県にあったマルキン醤油の広告は、
12月ということでお歳暮ご進物用を宣伝する漫画風のイラスト。
ご用聞きの青年が“へいへいへい”とお醤油を持ってきてくれました。
待ちかまえる奥様のまわりより、青年の足下に描かれる
過剰なまでの音符マークはなんでしょう。

【昭和25年12月8日・朝日新聞】

サントリー・十年ウ井スキー角瓶



さて、サントリーのサイトなどでは、
角瓶の登場が昭和12年となっているのですが、
昭和8年のこの広告にも確かに角瓶の文字が見えますね。
“新人よ!”で始まる呼びかけの広告文が朗々としています。

【昭和8年3月31日・大阪朝日新聞】

カゴメ・ケチャップ



カゴメの歴史によると、明治41年からすでに
トマトケチャップの製造を開始していたそうです。
右上のマークは最初の商標、まさに籠目。
笑顔のシェフと、瓶を持つ手の生々しさがちょっとこわい感じ。

【昭和12年11月18日・大阪朝日新聞】

洋酒の壽屋・トリスウ井スキー



トリスウィスキーは昭和21年に発売が始まり、
昭和33年におなじみのアンクルトリスが誕生したとのこと。
その間の広告ですので、当然アンクルトリスの姿はなく、
笑顔のお父さんが描かれています。
“旗日にはきっと日の丸かかげましょう”の文言は
ほかの広告でも時々見かけます。

【昭和26年8月17日・島根新聞】

カモ井・ハイトリ紙



カラフルなマスキングテープをmtの名前で出している
カモ井加工紙株式会社、その始まりはハエ取り紙だそうで。
“おそろしい蝿を退治ませう”といいますが、
退治ましょうという動詞的な使い方が昔あったんでしょうか。

【昭和28年5月28日・読売新聞】

株式会社ヤシカ・全国テレビ中継



ヤシカのカメラの広告ですが、
野球のテレビ中継を知らせるものでもあります。
注目すべきは中ほど。
“ご家庭のテレビの前で記録されたい方へ!”として、
8ミリ、写真でテレビ画面を撮す方法を教えてくれています。
僕も1989年のボイジャー2号海王星接近の番組なんかを
テレビの前にカメラを設置して写していた記憶があります。
テレビ画面をカメラで撮る、音をテープレコーダーで録音する、
今の時代ではそんなこと、しなくなっちゃいましたね。

【昭和33年10月11日・朝日新聞】

日産バイクモーター株式会社



さて、日産バイクモーター株式会社とは、
今の日産と関係があるのでしょうか。
会社の沿革にはバイクを作っていたとは書いてないのですが。
60ccのエンジンを乗せて、箱根山を25km/hで越えるといいます。
ペダルがあるようにも見えますが、モペットではないですよね。

【昭和28年5月28日・読売新聞】

八欧無線株式会社・ゼネラルラジオ



マジックアイを搭載した最高級のラジオとのこと。
何のことかと調べてみると真空管の一種で、丸い表示部に
扇形の光が広がったり狭まったりすることにより
同調しているかを表示するものがマジックアイだそうで。
この時代のラジオにはよく搭載されていたそうですが、
僕の記憶には全くありませんでした。
製造元の八欧無線株式会社は、現在のFUJITSUでした。

【昭和26年4月16日・島根新聞】

花王シャンプー



一時、朝シャンという言葉も流行りましたが、
毎日のように髪を洗うようになったのはいつからなのでしょう。
この頃には、“夏の髪洗いは5日に1度!”と言われるほどなので、
もっと頻度は少なかったと思われます。
また、シャンプーとはいえ液体ではなさそうですね。

【昭和25年8月14日・朝日新聞】

象印・ファンシーヂャー



魔法瓶大手の象印、そのファンシーヂャーという製品です。
ご飯を保温するジャーのようですが、
イラストにあるフォルムのものは、今は全然見ないですね。
象印の沿革などを見ると、どうもこれはガラス製のよう。
この後、電気で保温する電子ジャーが登場してきます。

【昭和33年12月17日・中国新聞】

鈴木自動車工業株式会社・フリー号、コレダ号



スズキのバイク。
スズキのホームページに載っている沿革によると、
フリー号の発売は昭和27年、コレダ号は昭和30年となっています。
真ん中の写真はコレダ号のようですが、
同沿革ページにあるフリー号はモペットですね。

【昭和31年11月25日・朝日新聞】

ライオン・練歯磨



雪村いづみさん出演のライオン煉歯磨。
サイン入りで“チャームの秘訣”と謳っています。
緑の煉という言葉が見えるので、イメージカラーは緑だったよう。
ライオンのマーク、今と違ってりりしいですね。

【昭和30年7月22日・朝日新聞】

東京成毛製・猫イラズ



殺鼠剤の猫イラズ。
“鼠とれとれ猫より働く”というコピーのままに、
猫の首には「免職」の札が。
丸囲みの中の金網式ねずみ取りにも、「ハライモノ」と書いてあります。

【昭和7年6月17日・大阪毎日新聞】

不二家・フランスキャラメル



不二家が出していたキャラメルのようです。
“これがパリの味っていうのよ”
“知ってらい シャンゼリゼーのにおいだい”と、
江戸っ子っぽい会話をするペコちゃんポコちゃん。
右下の芦川いづみさんは日活の元女優、藤竜也さんの奥さんだそうで。

【昭和31年11月23日・朝日新聞】

大日本除虫菊株式會社・金鳥の渦巻



この時期には欠かせない蚊取り線香、
その中でも王道の金鳥です。
“一番ヨクキク”とは今でも見られるコピーですね。
線香の煙のラインと似せた蚊の縁取りが、
ネオンサインのようでおしゃれです。

【昭和13年5月17日・大阪毎日新聞】

ナショナル・ボーナスで贈り物



ボーナスでナショナルの電気製品を、という広告でしょうが、
載っているものが一つ一つ懐かしい。
ヒゲそりの丸い刃の部分とか、カーラーのセットとか、
目覚まし時計の文字盤とか。
このカーラーはいつの間になくなったんでしょうか。

【昭和45年12月6日・島根新聞】

ビクター・クーレット



音響機器で有名なビクターが、
かつてクーレットという名前のエアコンを出していたんですね。
蓄音機と犬のマークはそのままに、
ごつい外見の冷房、除湿機。
“ネットリした酷暑の手”からは確かに逃げたい。

【昭和37年5月30日・朝日新聞】

日立蛍光スタンド



懐かしい型の蛍光灯です。
うちにもありますが、こういった蛍光灯って、
ボタンをちょっと長押ししないとつかないんですよね。
このイラストのスタンドにあるかは分かりませんが、
机上の蛍光スタンドでも豆球がついてるのがあって、
あれがまたいいんですよね。

【昭和35年3月8日・朝日新聞】

池田科學研究所・ミトセ海綿白粉



“ミトセ海綿白粉”“一分間スピード化粧料”とのことですが、
この商品も製造元も、現在ではよく分からないようで。
素早くお化粧の出来るおしろい、ということでしょうが、
女性の肩から犬が顔をのぞかせています。

【昭和7年10月31日・大阪毎日新聞】

森永スープ・コンソメ



コンソメスープの素といえば、
今は固形ブロック型や缶入りの練りタイプが主流ですが、
チューブ入りのものがあったのですね。
スープに入れるものを表す浮実という言葉が、
ここでは浮身と書かれています。

【昭和31年11月11日・朝日新聞】

山邑酒造株式會社・櫻正宗



一体何があったか分かりませんが、
“どうあっても今夜こそ”“召上らねばなりますまい”
と、強い決意が感じられます。
“例の「櫻」”と言われる櫻正宗。
直線と曲線が絶妙に組み合わさったロゴですね。

【昭和7年4月8日・読売新聞】

明治コナミルク・ソフトカードL



コナミルク、と全部片仮名で書くと何か違和感がありますが、
“母乳と少しも変わらない優れた”粉ミルクとの謳い文句。
缶に描かれている女の子と思しき子供が、
いやに逞しい感じがします。

【昭和30年7月24日・毎日新聞】

NEC・ポータブルテレビ



そういえば僕が子供の頃、家にも持ち運びできるテレビがありました。
白黒だったなぁ。アナログのダイヤルでチャンネルを合わせるもの。
これはいくぶん大きいようですが、
ポータブルタイプのテレビ。
子供でも運べると言いますが、重さは8.5kgあります。
しかも中にはしっかり真空管入り。

【昭和36年7月12日・毎日新聞】

ナショナル・全自動トースター



自動トースター、パンを入れるだけでスイッチも入る便利なもの。
横のレバーをがちゃりと下ろして、焼き上がったら跳ね上がる、
というのがトースターの王道かと思っていましたが、自動スイッチとは。
左下の自動卵ゆで器、自動ポットなど、
すでに自動の電気製品がいくつも世に出ていたんですね。

【昭和37年5月28日・朝日新聞】
プロフィール

Tet.

Author:Tet.
捨てられそうになっていた昔の新聞を拾ってきました。懐かしい昭和の新聞広告をご覧下さい。気まぐれに、ぽつぽつと増やしていきます。古いものが好きな方は「昭和モノグラシー」もどうぞ。

ここはどこまでも空のサイトページです。

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