鐘淵紡績・カネボウシャツ



お中元の贈り物にどうでしょう、というシャツの広告。
“いつまでも白いエバホワイト”、
“強くて縮まぬサンフェライズ”と触れ込みます。
カネボウの名前もすでに無くなってしまいましたが、
ここではそれより前、鐘淵紡績の名前が出ています。

【昭和29年7月20日・毎日新聞】
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富士銀行・富士割増定期預金



“千円札が生まれて一年になります!”というので、
wikipediaで調べたところの聖徳太子が描かれた
B号券の一周年を祝った懸賞付き預金広告のようです。
特賞と一等には賞金の他、手提げ金庫も付いてきます。

【昭和25年12月17日・朝日新聞】

ライヂングサン石油株式會社・強力殺虫液シェルトックス



なんとも頼もしそうな筋骨隆々たる人物が
噴霧する殺虫剤で害虫を一斉に駆除しています。
“萬虫即滅”という、あらゆる虫に効くと謳う殺虫液。
人畜無害なうえに、“而も器物を清潔に致します”といいますが
実際どうなんでしょうか。

【昭和13年8月7日・大阪朝日新聞】

ライオン歯磨株式会社・ライオン歯磨



この形とデザインは、どうも絵の具のように見えてしまいます。
チューブに入った歯磨き粉。
虫歯を防ぐために3・3・3制の磨き方を推奨とのこと、
“毎食後3分以内に3分間一日3回歯を磨くこと”だそうです。

【昭和28年6月15日・毎日新聞】

蜂ブドー酒



広告当時の昭和27年にはヘルシンキオリンピックが開催。
そこで“海外にとヾろく我等が代表”、蜂ブドー酒です。
ハンマー投げよろしく、葡萄酒の瓶に紐を付けて振り回す、
ちょっと乱暴じゃないですか。

【昭和27年7月27日・朝日新聞】

松下電器産業株式会社・ナショナル拡声装置



見た目がラッパそのものの拡声器。
いわゆるトラメガの部類にはいるのでしょうか。
出力の大きなものは製作に応じてくれるそうです。

【昭和23年3月10日・朝日新聞】

株式会社壽毛加社・歯磨スモカ



“タバコのみの歯磨スモカ”の広告は、
この時代には非常に多くのバリエーションで登場します。
調べてみると片岡敏郎という広告のプロが関わっていたようで、
あの有名な赤玉ポートワインのポスターも手がけた人なんですね。
しかしこれはサインにyのような字が見えるので、
違う人のものなんでしょうか。

【昭和12年5月6日・読売新聞】

丹平商會分店・白毛赤毛染クロカミ



“自然の美しい黒髪に染まる”という毛染め薬ですが、
なんともホラーチック。
黒髪がうねうねと伸びて枠を囲っているのに加えて、
何か訴えたげな視線と、掴もうとする手がねぇ。

【昭和15年7月2日・大阪朝日新聞】

滝澤電機製作所・滝澤式蓄電池



なんとも夢のような電池の広告です。
滝澤式蓄電池といい、6ヶ月の経費が“タッタ一圓”。
乾電池の時代は去り、この電池の時代となるといいますが、
水力電気と書かれたこの蓄電池、どんなものだったんでしょう。

【昭和11年11月11日・大阪毎日新聞】

日立製作所・日立扇風機



日立の扇風機、格好は脚が短くずんぐりむっくりです。
羽根の大きさや色でいくつかのタイプがあり、
素敵な名前が付けられています。
涼風号、浜風号、夕風号、青嵐号、すゞらん号。
ああ、いいですねぇ。

【昭和27年7月23日・読売新聞】

森永の菓子



“御予算をいかす贈物!”ということで、
お中元におすすめのラインナップらしいですね。
上の方のビスケットの缶なんかは今でも見ますが、
下の方のキャラメルの箱とかも、当時はお中元の
贈り物として成立してたんでしょうか。

【昭和28年7月4日・朝日新聞】

播州素麺同業組合・揖保の糸



そうめんといえば揖保の糸。
当時から相当なブランド力を持っていたことでしょう。
女性が持つお盆には、お椀しか乗っていないようにも見えますが。

【昭和7年7月21日・大阪毎日新聞】

富士電機製造株式会社・採暖器具



電気を使った採暖器具の数々。
電気ストーブ、電気こたつ、電気あんかに電気足温器。
どうもストーブは魚焼きのような形状に見えなくもありません。
赤熱したニクロム線の色と匂いが想像できます。

【昭和31年11月20日・朝日新聞】

今井電機店・電池ローソク



停電時に活躍するという電池ローソクという商品です。
今でもキャンドルタイプのLED照明なんかを見かけますが、
この頃もなじみ深いローソクの形をした灯りが売られていたようです。
お値段は乾電池が二個ついて特価100円。

【昭和26年10月8日・山陰日日新聞】

株式会社金冠堂・キンカン



金冠堂のサイトでは、創業が大正15年といいます。
あの匂いをかぐと、実家の薬箱を思いだします。
効能をみると肩こりや打撲にも効くんですね。

【昭和26年8月24日・毎日新聞】

三池合成工業株式會社・ミケソープ



洗剤の広告ですが、いろいろと気になることが。
“海水、硬水、温泉等でも…”、海水で洗濯していたのでしょうか。
おそらく洗濯石鹸なのに、“食器類の洗浄に最も適し…”。
そして、たらいに入っているのはカンガルーの子供。
入浴にも使える、なんてことはないでしょうね。

【昭和27年7月26日・朝日新聞】

朝日麦酒株式会社・小瓶のアサヒビール



値段の安さを強調したアサヒビールの広告ですね。
家庭用の小瓶が100円以下、価格は83円です。
ビール腹、というか丸っこいおじさんのイラストも、
“ビールが飲める”の「が」の字もなかなかいいです。

【昭和27年7月29日・朝日新聞】

三洋電機株式会社・サンヨーラジオ



現在ではサンヨーのブランド名は消えてしまいましたね。
三洋電機の作っていたラジオ、サンヨーラジオ。
坊やが耳をすまして待っているラジオ、
“応募規定により”“作品をお待ちしています”といいますが、
電化製品の作文か何かを募集していたのでしょうか。

【昭和28年10月29日・毎日新聞】

東京芝浦電氣株式會社・東芝扇風機



新発売の数寄屋扇、これは一体なんでしょう。
“テーブルの下から涼風が!”というので、
このアンカみたいな物をテーブルの下に入れておくと、
涼しい風がくる扇風機なんでしょうね。
現在は見ないタイプの扇風機ですが、
かつては重宝したのでしょうか。

【昭和27年7月11日・毎日新聞】

ビクターレコード・銀座カンカン娘



さすがにその世代ではないものの、
ラジオなどでメロディーや歌詞は耳にした銀座カンカン娘。
映画があって、その主題歌だったのですね。
デコちゃんは高峰秀子さんの愛称とのこと。
ぽつぽつというノイズ混じりのレコードを聴くと、
なんとも切なくなってきます。

【昭和24年8月16日・毎日新聞】

旭電化工業株式会社・リス印マーガリン



人造バターとはマーガリンのことを言うようで。
製造元が旭電化工業株式会社。
人造や電化といった言葉は、食品には似合いませんね。
パンに塗るのをイメージしてか、枠が食パンっぽい形です。

【昭和28年10月29日・毎日新聞】

光栄工業株式会社・三輪スクーター ライトポニー



これはまた奇抜な形の三輪スクーターですね。
前輪部分がえらくごついので、ここがエンジンなのでしょう。
後ろには荷台が。オープンながら座席がいくつか見えます。
人が乗ったり、荷を運んだり、近場を移動するには今でも便利そうです。

【昭和28年4月6日・朝日新聞】

日立製作所・日立電気冷蔵庫



あの有名な俳句をもじっています。
“目に青葉 山ほととぎす 冷蔵庫”。
なんと、“鰹は中へ入れました”とかわいらしく申し添え。
三種のラインナップの電気冷蔵庫ですが、
容量表記が馴染みのない立法フィートです。

【昭和27年7月27日・朝日新聞】

バャリースオレジヂ



清涼飲料水のバヤリース。
バヤリースのサイトで歴史を見ると、このバャリースオレジヂは
1951年の発売とのことで、上記広告が発売翌年のもの。
イラストはリターナブル瓶200mlと思われますが、
枠が商品名で囲まれているのと合わせて圧倒されそうです。

【昭和27年7月23日・読売新聞】
プロフィール

Tet.

Author:Tet.
捨てられそうになっていた昔の新聞を拾ってきました。懐かしい昭和の新聞広告をご覧下さい。気まぐれに、ぽつぽつと増やしていきます。古いものが好きな方は「昭和モノグラシー」もどうぞ。

ここはどこまでも空のサイトページです。

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