銘酒白牡丹



白牡丹は広島の酒造会社、創業は1675年だそうで。
社名を冠した銘酒白牡丹が、お銚子の形をして登場したのでしょう。
値段は40円ですが、実際に買うときには51円、
瓶を引き取ってもらうと11円が返ってくる、ということですね。

【昭和31年3月31日・朝日新聞】
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バレー・自働研安全剃刀



これはひげそりでしょうか。
バレー自働研安全剃刀、じどうけんあんぜんかみそり、
と読んでいいものか。
メカニカルな機構が垣間見えるフォルムをしています。
価格は1円50銭以上、全国至る所にあるという剃刀です。

【昭和11年7月1日・読売新聞】

富士フイルム・フジクイックコピー



富士フイルムが出していたコピー機のようです。
フジクイックコピーの名前で、プリンターとプロセッサーが
それぞれありますが、これは一組で動いていたんでしょうか。
“一枚のネガからすばやく何枚でもコピーが”というので、
いったんネガを作ってから複写するものなのでしょう。

【昭和38年7月9日・朝日新聞】

松下電器株式会社・ナショナル国民ソケット



国民ソケットという名前で売り出された電球ソケット。
紐を一度引くと大きな電球が、二度引くと豆球が、
三度引くと消えるということで、“こんな便利なものが出来”た
ということですが、今ではすっかり当たり前になってしまいました。
“どこの電気店百貨店にもあります”というあたり、
自信のほどが伺えます。

【昭和12年7月4日・大阪朝日新聞】

矢満登商会・ハクキン懐炉



懐炉といえばハクキンですね。
専用のベンジンのボトルに描かれた
にこやかな顔のおじさんが印象に残ります。
この広告に描かれている懐炉は記憶と同じ形。
アルコールかキハツ油で使えますが、
“茶色の悪いキハツは使えぬ”との注意書きも。

【昭和25年2月5日・朝日新聞】

松下電器・ナショナルミキサー



万能タイプのミキサーです。
料理やジュース作り、カクテルにも使えるとのこと。
形状はもう、ミキサーといえばこれ、という形ですね。
ジョッキのようなガラスコップの質感がありありと想像できます。

【昭和38年6月6日・毎日新聞】

メグロ号



縦に大きく伸ばされたオートバイの文字、
そしてメグロ号という名前を重ねたとてもシンプルな広告。
メグロ号を生産していたメグロ製作所は1925年に設立、
1964年まであった会社とWikipediaにはあります。

【昭和29年1月28日・朝日新聞】

松下電器産業株式会社・14吋テレビ



足つきのテレビ。大相撲の秋場所に合わせた広告でしょう。
大きさは14インチですが、14~27インチまでの取りそろえがあります。
写っているのは横綱、初代の若乃花。
Wikipediaでは、この年の三月場所で横綱になったばかりのようです。

【昭和33年9月23日・中国新聞】

ニッポンビール



サッポロビールの前身と言っていいのか、ニッポンビール。
ひょうきんな王様をイラストに、“ビールの王さま”といいます。
日本で一番、シェアがあり、製造設備が大きく、古い伝統を持つことが
自慢のポイントですが、それゆえか、王様の表情が得意げですね。

【昭和29年3月11日・朝日新聞】

合名會社田島商店・パーラー冷蔵器



冷蔵庫ではなく、冷蔵器の名称で売られていたようです。
“愛用家の輿論は常に斯く一致す”として推奨されるのは、
氷の量が少しですみ、とてもよく冷えるから。
台所に置くとは思えない、家具のような足つきの冷蔵器です。

【昭和10年7月8日・大阪朝日新聞】

大関



日本酒の大手、大関。
御贈答用にとの広告ですが、一升の瓶詰めほか、
一斗、二斗の樽詰めもラインナップに。
一升瓶詰め三本で大相撲にご招待というのは、
抽選でしょうか、もれなくでしょうか。

【昭和8年12月12日・報知新聞】

メガネ肝油



トレードマークがメガネのメガネ肝油。
サイトを見ると1884年創業で、
日本で一番古い肝油メーカーとのこと。
肝油って、タラの肝臓からつくるんですね。

【昭和29年1月28日・朝日新聞】

松下電器産業株式会社・ナショナルポータブルラジオ



“電波の名キャッチャー”というキャッチコピーで
携帯用のラジオを宣伝する広告です。
イラストを見ると、まるでアナログ時計のようなチューニングダイヤル。
ポータブルなのに、真空管を使ってるんですね。

【昭和31年3月31日・朝日新聞】

キリン・キリンジュース



キリンジュース、社名のロゴが今と違い小文字が入ってます。
“わたしたちのグループ”というのは、モデルの人たち、
フライトアテンダントか何かのことでしょうか。
“純粋性と実質性を愛する近代人にぴったりする”という味で
一瓶の価格が35円でした。

【昭和35年4月10日・朝日新聞】

日米商会・富士自転車フェザー号

引用



フェザー号と名の付いた富士の自転車です。
ハンドルはセミドロップのようで、
“スポーツ用 高級乗用”と書いてあるとおり、
カゴなどが付かない、実用車とは異なるタイプの自転車ですね。

【昭和12年7月3日・大阪朝日新聞】

明治コナミルク・ソフトカード



明治の広告に出てくるサンタの“おぢさん”は、
プレゼントの袋にコナミルクやバター、チーズを
たっぷり入れてやってきてくれるみたいです。
昭和27年、すでにサンタクロースは今と同じイメージです。

【昭和27年12月4日・読売新聞】

日本酒類株式会社・初日



ごばんしやくに…と、なんのことやら分かりにくいですが、
御晩酌に、と勧める新清酒、初日の広告。
“明るく酔えて二日酔いもしない”という嬉しいお酒です。
イラストの微妙な手の加減がちょっと気になってしまいますが。

【昭和34年8月27日・読売新聞】

丹心マート・十銭會



丹心マートというのは、百貨店のようなお店でしょうか。
そこで開催された超特売週間、十銭會。
今でいうところの百円均一みたいなものかと思われます。
亀の子たわし5個、ゴム付き鉛筆二ダース、素麺11把に
煉羊羹90匁、海水シャツ1枚などが一例としてあげられています。

【昭和6年7月12日・大阪朝日新聞】

日本窒素肥料株式會社・旭味



旭味という名前のうまみ調味料。
“新時代の御贈答用品”という売り文句で、
百貨店や食料品店、酒店での取り扱いがあったようです。
日本窒素肥料株式会社の食料品部が発売元ですが、
資本金が二億円と太字で強調されています。

【昭和10年5月21日・大阪毎日新聞】

トヨタ自動車工業・コロナライン



トヨタの自動車、トョペットコロナライン。
シングルシート、ダブルシートのピックアップタイプと
ライトバンの3車種が揃った、という広告です。
“安定した性能”を実直に表すようなフォルムですね。

【昭和36年5月3日・毎日新聞】

花王石鹸株式会社・ザブ



ザブ。もう洗濯洗剤といえばこれ、というくらいの知名度。
おままごとのセットなんかにも、
洗剤にはこの名前が付いていたような記憶があります。
箱にはチョコボールのような口がついてて、
そこから洗濯機へざらざら入れるんでしたか。
1960年に登場して1999年に発売終了、今はもう無いんですね。

【昭和37年3月5日・朝日新聞】

日本コロムビア株式会社宣伝部・コロムビアテレビ



日本コロムビアといえばレコード会社ですが、
この頃にはテレビを作っていたようですね。
コントラストの高いB.D.Lスクリーンを採用といいますが、
この広告文を読むと、部屋を暗くしてテレビを見る家庭が
よく見かけられる、と当時の視聴環境が読みとれます。

【昭和33年11月2日・朝日新聞】

東和醸造株式会社・シルバーフォックスウヰスキー



シルバーフォックスというウヰスキー。
アベック旅行という表現も今は聞かなくなりました。
大阪や京都、奈良の二泊周遊旅行が当たる
くじ付きのキャンペーンのようです。

【昭和26年8月24日・毎日新聞】

みづほ自動車製作所・キャブトン



キャブトンという名のオートバイを
生産していたことで知られる、みづほ自動車製作所は、
Wikipediaによると1923年創業、1956年廃業となっています。
大型のバイクを作っていたようですが、
すごい格好の人が乗ってますね。

【昭和29年6月8日・日本経済新聞】

久光兄弟株式会社・サロンパス



来年は発売80周年を迎えるというサロンパス。
子供の頃、よく親の肩に貼っていたのを思いだします。
“ただ貼るだけの”というお手軽な湿布薬。
この頃の価格は10枚で50円だったようですね。

【昭和29年2月12日・朝日新聞】

三楽酒造株式会社・三楽焼酎



商品名、あるいは会社名を冠したキャラクターは数ありますが、
ここに登場するのは、“タコの三ちゃん”です。
夏の広告なので暑気払い、ときていますが、
焼酎で簡易避暑。いいですねぇ。

【昭和30年8月1日・毎日新聞】

中埜酢店・ミツカン酢



おなじみのミツカン酢。
宮内省御用達といい、“きゝも香りも味もよい”酢とのこと。
このマークは明治20年から使われているんですね。

【昭和11年7月25日¥東京日日新聞】

ミツワ石鹸本舗・ミツワ煉歯磨



絵の具のチューブによく似た形ですが、
“一家には必ず一個”と勧められるミツワの煉歯磨き。
舶来品と違って、使用後に玉露を飲んでも障りない、
というねり歯磨きとのことです。
チューブの肩の文字がエンボスになってますが、
ほんとにこんなデザインだったんでしょうか。

【昭和7年6月8日・大阪朝日新聞】

ハウス食品工業株式会社・ハウス印度カレー



“インドうまれのニッポンそだち”という、
純インド産のカレーパウダーを使ったハウスの印度カレー。
板状カレーということは、今のカレールーのことでしょうね。
箱が台形で、デザインもおしゃれな感じがします。

【昭和37年5月28日・朝日新聞】

株式会社電気科学社・マンノー電球



“一球で…三球のはたらきをする!”という電球です。
明るさが二段階あって、しかも点滅モードもある、と読めますが、
一体どんな電球だったんでしょうか。
口金の部分から球の部分に伸びる紐みたいなのがポイントでしょうか。
フィラメントも3本見えるので、これで明るさを変えるのかな。

【昭和27年7月11日・毎日新聞】
プロフィール

Tet.

Author:Tet.
捨てられそうになっていた昔の新聞を拾ってきました。懐かしい昭和の新聞広告をご覧下さい。気まぐれに、ぽつぽつと増やしていきます。古いものが好きな方は「昭和モノグラシー」もどうぞ。

ここはどこまでも空のサイトページです。

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