大津屋株式会社・みそ たまり イチビキ



今のイチビキ株式会社が味噌・たまり醤油を作り始めたのは
安永元年、1772年のことと社のサイトにありました。
この広告にある大津屋株式会社は大正8年に設立だそうで。
割烹着の優しげな奥様が、不安定に見える載せ方でお椀を運びます。

【昭和31年11月6日・朝日新聞】
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花王・ラノリン配合花王クリーム



ラノリンという新しい栄養素を配合した、という化粧品。
ラノリン脂肪酸は、トリートメントなどにも使われているようです。
カフェかどこかでしょうか、女性が話をしながら、
“みんな ラノリン・シスターね”と。

【昭和24年3月25日・夕刊中外】

すべての女性に歓ばれる クラブビシン



“活きた化粧が思ひのまゝに”というので、
基礎化粧品のようなものでしょうか。クラブビシン。
外国語新聞を背景にした和装の女性がインターナショナル。
ちなみにお値段は白色、肌色とあってそれぞれ30銭ですね。

【昭和7年6月13日・大阪毎日新聞】

東京六櫻社・さくらフヰルム



“凡ゆる撮影に快適”なさくらフィルム。
ヰの字も小さく表記できるのですね。
重心を後ろにずらしてスマートに撮影するモダンな人。
アマチュア作家の登竜門と謳う写真コンクールを実施中。

【昭和12年4月2日・福岡日日新聞】

株式会社リコー・ニューリコピーPT510



“仕事の鬼のお手伝い”。
忙しくて仏ではいられぬ社長の助けになるリコーのコピー機。
恐ろしげな形相ですが、これは鬼でよかったですか。
白黒で最大B4までの白黒コピーが可能、
値段が34万8千円と今にしては高額ですが、
何より、重さが51kgもあります。

【昭和50年10月8日・朝日新聞】

伊藤千太郎商会・眼鏡肝油 メガネ肝油球



今に続くメガネ肝油の一段広告。
社のサイトによれば、“実績と歴史が物語る此マーク”である
鼻眼鏡は明治24年に商標登録されたようです。
当時ハイカラで高級品であった鼻眼鏡を商標にしたとのこと。

【昭和7年5月6日・大阪毎日新聞】

日本工業 カクタス・水島製油所操業開始



日本工業、今の新日本石油が
水島に作った精油所の操業開始を知らせる広告のようです。
サボテンマークのカクタス石油は、ほんのり記憶にあるようなないような。
テレビでおなじみというカクタスおじさんは、画像検索でも出てきませんね。

【昭和36年6月22日・毎日新聞】

株式會社神戸衛生実験所 株式會社武田長兵衛商店・ビオフェルミン



今でも一般的なおなかの薬、ビオフェルミン。
ビオフェルミン製薬株式会社のサイトで沿革を見ると、
大正6年がスタート、この広告に名前の見える
神戸衛生実験所が製造し、販売が武田長兵衛商店、
今の武田薬品だったとのこと。
今は大正製薬の子会社となっているようですね。

【昭和7年1月8日・大阪朝日新聞】

松下乾電池株式會社・ナショナル軍用ランプ



カンテラタイプの懐中電灯で、軍用ランプと称されています。
“防空演習に備へよ”との呼びかけで、
絶対に錆びず、スイッチが完全と勧めるランプ。
“ガッチリした美しい金属構成美”は是非見てみたい。

【昭和12年7月24日・大阪毎日新聞】

羽根印・フェザー剃刃



フェザーのカミソリ、“三猿主義”と。
見ざる、言わざる、聞かざる、にかけて、
“ヒフを荒らさざる”“痛みを感ぜざる”“剃り心地忘れ得ざる”。
意味はもちろん分かりますが、猿につなげるのがちと強引な気が。

【昭和27年4月12日・読売新聞】

しらが 赤げ染・元禄



この白髪染めの元禄を売り出したのは、
今のホーユー株式会社。大正10年のことだそうで。
以来73年間のロングセラー、と社のサイトにはあるので、
平成6年頃まで作られていたのでしょうか。
この会社が作っていた白髪染めにはビゲンもあります。
うちのばあちゃんが昔使っていたのを懐かしく思い出しました。

【昭和30年3月5日・毎日新聞】

花王石鹸本舗長瀬商會・ツバメ石鹸



きっかりと糊のきいた白いワイシャツ。
“でもツバメ美がなかつたら…”ということは、
洗顔用のツバメ石鹸でしっかり顔も洗ってということか。
花王が作っていたこのツバメ石鹸、正価一個10銭です。

【昭和7年6月13日・大阪毎日新聞】

株式會社藤澤友吉商店・虫下し マクニン



虫下し薬のマクニン。
子供が太らないのは家庭のせいではなく、
“ヤセタノハ 親ノ故デナイ 回虫ノ故”と。
お医者さんが、こいつだ、と指す回虫が憎らしい。

【昭和12年6月9日・大阪朝日新聞】

オゾ胃腸薬



オゾ胃腸薬、ということで、
夏の消化不良、食欲不振、滋養強壮に効果のある
飲み薬のようです。
この瓶はなんとも、今はあまり見かけない形をしています。

【昭和12年7月6日・読売新聞】

株式会社丸美屋 ミツワ石鹸・ウエーブシャンプー



ミツワ石鹸のウェーブシャンプー。
歯磨きみたいなチューブに入ってますが、シャンプーです。
ふけ、かゆみ、汗のにおいを押さえる男性用が出たとのこと。
一本の価格が50円と100円のラインナップ。

【昭和36年6月22日・毎日新聞】

効果も香味も一番 仁丹半煉歯磨



縦書きの文言だけで訴えてくる仁丹半練歯磨き。
“此際は”とまで言われてしまうと、もう逃げられません。
効果が強力なので、他製品より半分の量で済む。
それが“時局にピツタリ合つてゐる”のでしょう。

【昭和13年7月5日・大阪朝日新聞】

明治生命・興國保険



“必勝貯蓄に興國保険”、明治生命。
一段の小さな広告です。
興国保険はどういうものだったんでしょう。
彼方を飛ぶ三機の機影が見えます。

【昭和19年5月28日・西日本新聞】

寶酒造株式會社・天下一品 寶味醂



コピーは“厨房みりんあり 店に客多し”。
寶味醂はこの頃、600ccで323円でした。
さて、口に何かたくさん刺さった魚、
先のとがったこの感じからすると、爪楊枝立て、でしょうかね。

【昭和27年9月16日・朝日新聞】

ウテナ化粧品本舗 久保政吉商店・ウテナポマード



ウテナのサイトによると、創業は大正12年だそう。
ポマードをぬる男性を真上からのアングルでとらえます。
整髪効果に“仕上げのスマートさ”という読み仮名。
そして剛毛はもともと“こわいげ”と読むのでしょうか。

【昭和12年4月2日・福岡日日新聞】

森永練乳株式會社・森永ミルク



クルミ、と読んじゃいますが、右書きの森永ミルク。
“豊かな栄養から旺んな発育が生まれ”る。
絵柄はどう見ても赤ちゃん、なんですが、どうしても
世間話をしにきて縁側に腰掛けたおばちゃんに見えます。

【昭和7年4月24日・読売新聞】

カモ井・カモ井のハイトリ紙



カモ井が平型のハイトリ紙を売り出したのが大正12年、
リボン型のリボンハイトリ紙を開発したのが昭和5年と
カモ井の沿革に記されています。
これは平型でしょうか。でも“二度使へる”というのはなんだろう。

【昭和10年7月25日・大阪毎日新聞】

大阪共栄社油脂・ライトマルセル石鹸 ミネライト



“最新化学洗剤”、ライトマルセル石鹸。
今の共栄社化学株式会社は、当時共栄社油脂だったようで。
電気洗濯機に最適な洗濯洗剤ですね。
朝日放送、ラヂオ神戸に提供番組を持っていたよう。

【昭和31年11月7日・朝日新聞】

東芝・未来から来たラジオ IC'70



この日発売の、“未来から来たラジオ”。
背景に描かれるコンコルドは、前年に飛行を開始したもの。
ICはわかるとしても、FET、ITL、OTLはどんなものか。
3大プレゼントの内容も気になります。

【昭和44年4月24日・毎日新聞】

味の素KK・マヨネーズ



“新しい味(おいしさ)”という味の素のマヨネーズ。
従来のマヨネーズと、酸味で差がつきました。
星形の絞り口で料理が楽しく飾れるチューブ入り。
チューブと瓶で、内容量がグラム、ccと違うんですね。

【昭和44年4月26日・毎日新聞】

昭和石油



この昭和石油は昭和17年に設立され、
昭和60年にシェル石油と合併して昭和シェル石油になったそう。
山を丸で囲んだマークは当時のものみたいですね。
背景の横縞と、電球のようにつり下がったイメージはなんでしょう。

【昭和50年10月9日・サンケイ新聞】

チョーヤ羽雌・夏バテに冷たぁ~いチョーヤ梅酒



梅酒といえばチョーヤ、のチョーヤ梅酒。
社の沿革では、葡萄酒、ブランデーを経て果実酒製造に、
2000年には社名もチョーヤ梅酒株式会社に変えたとか。
このラベルにはSPECIAL蜂蜜入と書いてあるのでしょうか。

【昭和50年10月9日・朝日新聞】

ゼブラ株式会社・ハードクリスタルボールペン



ゼブラのボールペン、ハードクリスタルの題字下広告。
この怪傑ゾロのような目が何か分かりませんが、
ボールペンといえば思い浮かぶ、スタンダードなタイプでしょう。
この銘柄はゼブラの公式ページに今はもうないような。

【昭和50年10月8日・朝日新聞】

渡部商店・家庭金物類 荒物雑貨 卸・小売



金物、荒物など雑貨を扱う商店。
コタツ櫓や鍋、湯沸かし。
なんといっても飯櫃はいいですね。
かわいいイラストに一つひとつ名前が付いてるのもいい。

【昭和29年11月27日・山陰新報】

友田製薬株式会社・トモサン



団体旅行で悪酔いすれば、幹事が一番困る。
そんな困った酔人にトモサンを飲ませれば、
30分でケロリ。ご注意、として、酒を飲む前に
トモサンを飲むと、倍飲んでも平気なので“とてもソン”。

【昭和28年11月20日・毎日新聞】

皆様石鹸・顆粒みなさま粉末せっけん



洗濯用の洗剤、みなさま粉末せっけん。
合成洗剤による環境への影響に言及し、
純然たる石鹸なので公害の心配がないという粉末洗剤。
皆様石鹸は今の株式会社フェニックスのようですね。

【昭和50年6月22日・読売新聞】
プロフィール

Tet.

Author:Tet.
捨てられそうになっていた昔の新聞を拾ってきました。懐かしい昭和の新聞広告をご覧下さい。気まぐれに、ぽつぽつと増やしていきます。古いものが好きな方は「昭和モノグラシー」もどうぞ。

ここはどこまでも空のサイトページです。

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