御園化粧品本舗 伊藤胡蝶園・御園つぼみ白粉



レースのスカートをなびかせ、しなやかに体を反らせた女性。
北風が強くても、“新白粉のメイキアップになんで影響が
ありましょうか!”と自信たっぷり。
コンパクトを覗く姿は優雅ですが、犬の散歩中のようで。
昔あった化粧品メーカーの伊藤胡蝶園が出していた
“明澄な空の様に曇りな”い、御園つぼみ白粉です。

【昭和8年12月30日・大阪朝日新聞】

クラブ煉ハミガキ・クラブのハミーさん



クラブ練り歯磨きを広告する漫画、クラブのハミーさん。
人だかりができているところを覗けば、捨て子らしい。
途中で出会った警官は非番だから本署へ行け、と。
拾得物(ひろいもの)、と届けた子供には歯磨きが。
歯が悪くて健康がすぐれず事業に失敗したという親の、
子供の歯の丈夫を願う手紙とともに。
暮れも押し迫った頃に掲載された、何とも切ない漫画。
作者の田河水泡さんは、のらくろの作者ですね。

【昭和8年12月30日・大阪朝日新聞】

ミツワ石鹸本舗 丸見屋商店・ミツワ マルセル石鹸



ミツワのマルセル石鹸です。
“絶対に石鹸臭の無い高級洗石鹸”ということで、
各種素材の洗濯や、食器洗いにも使える石鹸。
定価は一個20銭、糊付けにというミツワ糊は一袋10銭。
取り扱いのある有名百貨店は、ほてい屋、松坂屋、白木屋など、
その列記する順番が“いろは順”というのがいいですね。

【昭和8年12月30日・大阪朝日新聞】

ムラー・フィップス・エンド・セラーズ株式會社・最新型溝付きヂレット剃刃



カミソリのブランド、ジレット。当時はヂレット表記。
Wikipediaでは創業者のジレットが、1901年にこのタイプの
薄刃の安全剃刀を発明した、とあります。
“論より証拠 本日直に一函お求めの上 親しくその真価を
ご体験あれ!”と、自信にあふれたコピーです。
箱に描かれているのが発明者のジレット氏でしょうか。

【昭和8年12月30日・大阪朝日新聞】

花王石鹸株式會社長瀬商會・髪洗ひ 花王シャンプー



洗髪の頻度が今に比べると非常に少なかった時代、
新年は“髪を洗って”と促します。
使い方は茶碗一杯分の湯に溶かして、ですが、
日本髪なら一回分、洋髪や少女なら二回分の分量です。

【昭和8年12月30日・大阪朝日新聞】
プロフィール

Tet.

Author:Tet.
捨てられそうになっていた昔の新聞を拾ってきました。懐かしい昭和の新聞広告をご覧下さい。気まぐれに、ぽつぽつと増やしていきます。古いものが好きな方は「昭和モノグラシー」もどうぞ。

ここはどこまでも空のサイトページです。

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